東京都
|
檜原村
|
檜原小学校
|
檜原中学校
1 わたしたちの村
(1) 学校のまわりのようす
(2) 檜原村ってどんなところ?
(3) 交通のようす
(4) 檜原村のまわりの市や町
2 わたしたちのくらしと商店
(1) 買い物しらべ
(2) 買い物のくふう
3 檜原村の人びとのしごと
(1) 家の人たちのしごと
(2) 村の人びとのしごと
(3) 村外ではたらく人
(4) 村内のしごと
(5) 畑や山のしごと
(6) 村めぐりをしよう
4 檜原村のうつりかわり
(1) 学校のうつりかわり
(2) 仕事のうつりかわり
(3) くらしのうつりかわり
(4) 楽しみのうつりかわり
(5) これからの檜原村
5 健康なくらしと安全なくらし
(1) くらしと水
(2) わたしたちのくらしとごみ
(3) 村の安全をまもる
(4) 火事をふせぐ
参考資料
年表
あとがき
〜 表紙へもどる 〜
3 檜原村の人びとのしごと
(5) 畑や山のしごと
昔の檜原は山仕事や畑の仕事がさかんでした。今はどうなっているのでしょう。
おじさんの話
むかしからずっと作っているジャガイモやサトイモのほかに、檜原村の
自
(
し
)
然
(
ぜん
)
を生かしたシクラメン、ワサビ、マイタケなどを作るなど新しい取り組みをする人もいます。
でも、山や畑の仕事だけでくらす人は少なくなり、つとめながら自分の家で食べるだけのやさいを作っている家が、だんだん多くなってきました。
養蚕
(
ようさん
)
のしごとはもうやっていません。
シクラメン
栽培農
(
さいばいのう
)
家
(
か
)
のおじさんの話
うちは
最初
(
さいしょ
)
、夏の間だけ
苗
(
なえ
)
を
預
(
あず
)
かって
育
(
そだ
)
てる「いたく栽培」だったんですよ。シクラメンは、夏の
暑
(
あつ
)
さと
湿
(
しっ
)
気
(
け
)
に弱いので、夏
涼
(
すず
)
しい檜原は、
花
(
はな
)
芽
(
め
)
がよく
育
(
そだ
)
ったのです。
今は、
種
(
たね
)
をまいて
育
(
そだ
)
てています。市場に出したり、
直
(
ちょく
)
接
(
せつ
)
宅配便
(
たくはいびん
)
でお
客
(
きゃく
)
様
(
さま
)
にお
届
(
とど
)
けして、よろこんでいただいたりもしています。
檜原村で作っているもの
きのこさいばい
さつきさいばい
こんにゃくいも畑
下草をかる(山のしごと)
シクラメンさいばい(
人里
(
へんぼり
)
)
わさび田(
笛吹
(
うずしき
)
)
家
(
か
)
族
(
ぞく
)
の中で、おもに畑仕事をしている人は、だれですか。
▲
山に木のなえ木をうえて、
育
(
そだ
)
てるしごとを
林
(
りん
)
業
(
ぎょう
)
といいます。木が大きく
育
(
そだ
)
つまでには長い年月がかかるのでこんきのいるしごとです。
森林
(
しんりん
)
組合
(
くみあい
)
切る木をえらぶ
こみあっている木を切る
手入れされた林
木を加工する
森林
(
しんりん
)
組合
(
くみあい
)
では、森を手入れして木を
育
(
そだ
)
てるしごと、木を切って
材木
(
ざいもく
)
にするしごと、
材木
(
ざいもく
)
をいたやはしらなどにかこうするしごとをしています。
わたしたちは
間伐
(
かんばつ
)
のしごとをしています。木が大きくなると、木がこみあってきます。葉がしげり、日が入らないので、下草も生えませんし木もそだちません。生き物もいなくなります。そこで5年おきぐらいに、こんでいるところの木を切って林をせいびします。きれいになったときはやったぞという気もちになります。
山のしごとをする人は少なくなってきましたが、檜原の木を見なおしてもらおうとがんばっている人たちがいます。村では学校や
図
(
と
)
書
(
しょ
)
館
(
かん
)
を檜原の木で作る取り組みをしています。
木を育てるしごと
(1)
苗
(
なえ
)
木
(
ぎ
)
の
植
(
う
)
えつけ
草をかってきれいにしたところにあなをほって
苗
(
なえ
)
木
(
ぎ
)
を
植
(
う
)
えます。
(ヒノキのなえ木)
(育ったスギの木)
(間伐されたスギ)
(2)
下
(
した
)
刈
(
が
)
り
早くそだつ草にまけないように7年ほど毎年下草をかります。
(3)
枝
(
えだ
)
打
(
う
)
ち
病
(
びょう
)
害
(
がい
)
虫
(
ちゅう
)
をふせぎ、ふしのないよい材木を作るために下枝を切ります。
(4)
間伐
(
かんばつ
)
こみあっている木を切って日光を林の中に入れます。
(5)
伐採
(
ばっさい
)
伐採
大きく育った木を切って
木材
(
もくざい
)
にします。
チェーンソーで切ります。
檜原村をはじめ
西
(
にし
)
多摩
(
たま
)
には多くの森林があります。森は
地
(
ち
)
球
(
きゅう
)
の
温暖
(
おんだん
)
化
(
か
)
をふせいだり、水をたくわえたり、多くのよさがあります。木でできた家は
健康
(
けんこう
)
によいとされています。
(「
東京の森と木
」ホームページより)
▲
©Tokyo Hinohara Village Hinohara Elementary School All Rights Reserved.